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海沢谷、小川谷廊下、中央ア中御所谷

92日は奥多摩の海沢谷ゴルジュ、3日は丹沢の小川谷廊下へ。前者はやさしいが泳ぎの連続でこの季節限定の沢。奥多摩キャニオニングツアーをやっていて沢やとしてはちょっと居心地が悪い。小川谷廊下は二つ目の滝が難しくなっていてハーケン打ちスリングに足をかけて突破。初心者には難しかったかも。4日5日と横浜の実家に滞在した。9日は入渓点にキャンプして、10日は中御所谷を遡行。登攀系の沢で無数に滝が出てきて、豆焼、シレイ沢、湯檜曽川などより難度はワンランク上かも。ハーケンやカムも使用した。エンディングに千畳敷カールに出るのもいい。特段難しかったり時間を要した滝はなかった。ルートファンディングは全てベストだった。しかし遡行に10時間くらい要してしまった。

北方稜線を予定しているが、小窓雪渓が残雪少なく悪いという。登山とは悪天、雪渓の状態、などなど不安要素や困難を一つ一つ判断し、克服し、成して行く。まるで人生のよう。

昔、ガイドプランの常連で、しばらくぶりに今年6月の豆焼沢に参加してくださった猪俣恵美子さんが、7月に戸隠の裾花川で遭難、亡くなったとご主人から連絡をいただいた。かつて八久和川や利根川本谷に同行した。いつも女性らしい手料理を持参しみんなに分けてくれたのを思い出す。没年69歳。ご冥福お祈りします。

アイキャッチ画像は中御所谷

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