この半月の近況、コロナワクチンのことなど

二週連続で、ガイドは中止に。いろいろあって無気力となり、20日間くらい何も歩いていない。

まだ先、秋になるだろうと思っていたコロナワクチン接種が7月中に終わりそうだ。ワクチンを受ける理由は人それぞれ、大抵の人は身の安全や、家族の安全のためなのかもしれない。医療関係や組織によっては義務付けられたり、受けないという自分勝手(日本人が好きな言葉？)は許されなかったり、手本にならなければいけないという人もいるだろう。僕の場合は、日本の経済回復のためという気持ちもあるが、実際にワクチンを受けていないと言う理由で先月、山関係の仕事を断られたという事実があった。今後山小屋はワクチン接種をしていない人はお断りと言うこともあり得る。山岳ガイドはワクチンをいつ受けたか募集する際に明記しなければいけない日が来るかもしれない。僕には仕事をするためにワクチンを受けないと言う選択肢はなかった。受けないという自由が許される人は、ある意味、幸せなのかもしれない。

コロナで生活がガラリと変わった。ある意味、人生、価値観が変わってしまった。最近はワクチン差別も感じている。ワクチンがこの闇からの抜け口に繋がるのかどうか。ほんとうに安心できるものなのか。僕は元に戻れるのか。わからない。世界中で、予想だにしなかった、まるで人類滅亡への序章のようなことが起きた今、コロナを人が作った細菌兵器と考える人を、あながち否定しきれない心がある。インフルエンザのワクチンの場合は副作用など全く無縁だった僕が、今回のワクチンでは翌日丸一日寝込んだ。生まれて初めての経験だった。遺伝子組み換えワクチンという人もいるが‥。本当にワクチンを受けたことを後悔する日はこないのだろうか? 変異を繰り返すコロナウイルス、一度打ったら止めることができないワクチンだとしたら‥。