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5月後半、6月前半の山行など

遅い梅雨入りも間近のよう、あじさいが眩しい季節となった。5月25~26日は小常木谷へ、昨年は大常木に行ったがレベル的に1ランク、いや2ランク上な感じがした。滝の登攀でハーケン打ってなんとか登ったワンムーブ、滝の高巻きで悪い岩場をハーケン打ってなんとか突破した2箇所が核心。しかし、沢中の夜は焚き火でマグロのカマを焼き、楽しい団らんだった。21日は山岳ガイド協会の総会、懇親会に参加。平日の30~31日は笛吹川釜ノ沢の個人ガイド。タープを張り、沢中で泊まる楽しさを伝えたかったので、体力的にも時間的にも甲武信小屋まで上がれたのだが、あえて上がらず、沢中キャンプとした。日帰りや小屋泊の山行は何か物足りない感じがする特に沢登りは。焚き火がないからだろうか。6月になって1日は草津の毒水沢の個人ガイド。近年注目の沢。あちこちで湯が沸き、緑が生えないむき出しの地形は何とも火星にでも行ったようなエキゾチックさだった。8~9日は涸沢ヒュッテに泊まって前穂高岳北尾根。メンバーに恵まれ、快調に、滞ることなく登れ、昼過ぎには岳沢へ。56のコルまでの登りしかアイゼンを必要としなかった。翌日は富山で用事を済ませて帰宅。平日の14日は二子山中央稜へ。同ルートをリードで登ってみたいというクライアントの個人ガイドだった。15~16日は日光野門沢。布引滝は圧倒で、結氷するにも訪れてみたい滝だ。左右の岩壁は大きく高巻きはそれなりに時間を要す。沢中キャンプして翌日女峰山に上がった。※アイキャッチ画像は日光野門沢布引滝

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