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剱沢大滝たき火テラス

10月17日~20日で剱沢大滝I滝登攀をガイドした。滝下までのアプローチも昔よりだいぶ難しくなっており、たき火テラスまでのI滝登攀は、最初のピッチは支点を作れず落ちっこなしのフリークライミングで肝を冷やし、最終ピッチの垂直の灌木登りは体力的に骨が折れた。最終ピッチは灌木帯右に、上方にボルト1本見える岩場ラインもあったが、ハーケンが効かず、戦前の日本電力測量隊の打ったと思われる鉄杭もあったが支点としての支持力は疑わしかったので、登る気にはなれなかった。21日は明星の岩登りの予定だったが、事情で称名滝手前の雑穀谷ゲレンデでの岩登りとなった。チョークを手に付けながら半袖で登る(落ちっこあり)のクライミングは、剱沢大滝のそれとは対照的だった。ここ半月ほどは登山の仕事が矢継ぎ早に続き、いささか疲れたが、終わってしまえば全身筋肉痛がなんとも心地よい。

 

 

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